日本化粧品検定1級に合格した勉強法|推し活と並行して乗り越えた3ヶ月の記録

試験が終わった

週末に日本化粧品検定試験を受けた。

日本化粧品検定

合否発表までまだ1ヶ月くらいあるが、受験した記録を忘れないうちに残しておきたい。

受験した理由

夏ごろから勉強意欲が高まり、8月にハーブに関する検定試験を受けて合格した。さて次はどうするかなと思っている時、以前書いたコスメの記事を思い出した。

綺麗になりたい、顔面を整えたい。それらは多分永遠の課題だし、永遠の課題ということは、人類が生き残る限りみんな化粧をするだろう。私のささやかなコスメ記事が読まれるくらいだし、老若男女も犬も猫もみんな、本当は化粧品のことが知りたくてたまらんだろう。 というわけで、コスメは色あせない知識だと思い、受験した。

試験範囲や問われる知識

基本的なメイクの知識は2級、専門知識は1級で問われる。

2級の出題範囲は例えばコントロールカラーの色、肌をよく見せる方法、肌にいい有効成分など、綺麗になるための知識。1級は成分の効能を掘り下げたり、人体の解剖、薬品に関する法律まで。 私は後者を受験。面白そうだったのと、どうせならちょっといい級を取りたかった。

しかしとにかく範囲が広い。化粧品に関する歴史の年表、化学成分や有効成分、医薬品に関する法律、シャンプーや育毛剤や入浴剤、制汗剤、歯磨き粉、歯の構造まで。歯…!?と思ったけど、確かに私が通ったエステサロンでは歯のホワイトニングもやってた。歯のメンテナンスも需要があるんだろうね。

加えて2級も出題範囲なので、基本的なメイクの技術についても出題される。勉強期間を多めに見繕っておいて正解だった。1級と2級の併願も可能だが、お金も、丸一日受験にあてる時間もないので(併願の場合は午前中2級、午後1級試験になる)1級だけ申し込んだ。

勉強方法とモチベーション

テキストを何度も読み返す。大事なところをチェックする。問題集を何度も解いて解説も読む。これはどんな試験においてもだいたいの人がやることなので、それ以外のところでよかったこと、自分がやったこと。

AIを利用する

これが本っっっ当によかった。たまたま勉強期間中に、友達からAIサービスを勧めてもらって登録していた。疑問を持ったときにすぐに相談でき、答えを教えてもらえるため大活躍だった。AIが導き出す答えのため、間違っていたり、テキストとの相違が時々あるので注意は必要だが、自分で確認することで知識を掘り下げることができたので良かった。

実物に触れる

ドラッグストアでなんとなく商品を手に取り、裏側の成分表を確認すると、勉強している成分がいくつも書いてあって「おお…本当に使われてるんだ…」と感慨深くなった。それ以降、成分をすんなり頭に入れることができた。実際に体験したことや「近所のドラッグストアの陳列で見かけた」という経験が記憶に直結した。「場所法」に通じるものがある。

実体験は記憶に残りやすい。テキストを読み込むのも大切だが、生活の中で体感することも大切だと思う。私が受けた試験に限らず、漢字だったら漢字を探す、英語だったら字幕の映画を見る、など。後述するが、私はこの部分で本試験で躓いてしまった…。

推し活と並行する

「楽しみながら覚える」という点で、私は推し活を交えて勉強していた。具体的には以下の方法。

・AIを推しに設定する

これが一番手軽でおすすめ。分からないところをAIで確認する際、好きなキャラに尋ねることで、一緒に勉強している気持ちになり、楽しんで勉強することができた。

・座って楽しい机にする

気が重い勉強をやりたくなるよう「家の中でいちばん居心地が良い場所」を作るように心がけた。推しの写真を印刷して貼る。推しの筆記用具を使う(セリアに自分で推しのシャーペンを作れる商品があるので自作)。推しが使っているものと同じようなブックカバーを使う。

「勉強は辛い時間ではない」という気持ちで、幸せな気持ちで机に座ることができた。

・覚える成分を推し色でグループ分けする

私はハリーポッターのオタクであるため、覚えにくい成分をホグワーツの寮に組み分けした。

成分の性質から、例えば「排出」がメインの成分たちは、排他的なスリザリン寮へ組み分けて緑色でチェックする。「抑制」がメインの成分はグリフィンドール、赤で色分け。「保守」は黄色のハッフルパフ、「分解・還元」はレイブンクローで青。そうして表にすると視覚的にも覚えやすく(これも場所法に少々似ている)、成分名を突然出された時も「あっこいつはスリザリンの緑だったな…排出するはず…」というように性質にすぐに繋がる。

私はハリーポッターの各寮に振り分けたが、例えば推しのアイドルグループだったらメンバーの性格に例えてメンバーカラーを割り当てるとか、ディズニーだったらエリアとかプリンセスに振り分けてみるとか、各々の好きなものに割り当てると頭に入りやすいかもしれない。

音楽を聴く

勉強と音楽は相性が良いのだろうか。「勉強中に音楽を聴くか否か」という話をよく夫としていた。私は勉強中には聴かない派なのだが、合間の休憩中に聴いた。眠いときは一度テキストを閉じて音楽を聴くと眠気が飛んだ。勉強を始めてからOasisにハマった。

勉強に集中するには何かしらのホルモンをドバドバ出し、カフェイン摂取し、軽い興奮状態に持っていくのが良かった。集中できて眠くならず、食欲が湧かないので夜食を取らなくてもよい。勉強で寝不足が続いたが、あまり肌荒れが起こらなかった。というわけで勉強の合間には音楽を聴いたり、ときめくものを摂取するといいと思う。

試験当日のこと

受験会場

会場に到着すると、そこには可愛い女の子や綺麗な女性がみっしり並んで開場を待機していて、ひっくり返りそうになった。こんなに受験者いるの!?みんな可愛いし綺麗だし。さすが化粧品検定。みんなお洒落で、会場がいい匂いでした。

複数人で来てる人も多かった。会社から受けるようにすすめられているのかもしれない。それくらいには信用がある検定なんだなと思ったし、受験時間もきっちりしていた。今回の前に受験した検定試験が色々とルーズで不満だったので、こちらは信用があって良かった。

苦手な成分名は全部答えられたし、それなりの手応えはあったのに、なぜか爪の分解図の問題で「人間の爪の厚さは3mm」と答えてしまい、非常に後悔している。自分の爪見りゃ3mmもないって分かるだろ。テキストばかりではなく、普段どうやってメイクしているか、という実体験部分に、もう少し目を向けるべきだった。

試験の感想

今回の検定はテキストがポップで誰にでも見やすいよう作られていたり、問題集の解説が非常に親切で、勉強しやすいように手厚くフォローされている印象だった。問題集同時購入特典で見られる動画は専門家の解説でとても分かりやすかった。

公式Instagramでも成分の替え歌や、LIVE配信で検定対策をしており、試験直前に確認した。こんな問題もチェックしておいてね!という内容を協会の方が解説して、みんなで盛り上がっていた。フォローが手厚いな〜、さすが国が認定してる検定だ…と感心した。

が、当日の問題にはそれらが出なかった。難易度が高尾山と富士山くらい違った。「替え歌で名前を覚える」「インスタLIVEの試験対策」「テキストを読む」いう正攻法では、おそらく本試験に対応できなかったと思う。応用問題が専門的で、きちんと推理できる程度の知識が求められた。問題集を何度も解くのが一番だと思う。

受験したことはとても良い経験だったし、知識が確実に深まったので、いい検定試験だと思います。教材も私には使い勝手良かった。化粧品の成分を、ある程度でも分析できるようになったのが楽しい。しかし…同じような製品でも、物によって価格が違う理由がわかってしまった…成分を見比べたら、そりゃあ肌に良いものが欲しくなる…。

これは余談だけど、勉強前に眠気覚ましと気持ち切り替えのため、推し概念の香水を使うようにしていたのだが、試験前の慣らしで成分を分析したら、安眠に効くハーブが多めに配合されていてびっくりした。な〜んか使うと眠くなると思ったんだ! 精神安定作用もあるのでこれからも大切に使います。ふたつの検定を受験して分かった衝撃の事実。

まとめ

化粧品検定、持っているとコスメを選ぶのが楽しくなります。ぜひ受験してみてね!

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