ようやくぜんぶ見た。
んんん〜思うところが多いですね。
感想を書きたいけれど、ストーリーすべて拾うのは面白みに欠けるので、人物ごとに思うことを書いていこうかなと思います。
どうしてもネタバレすると思うのでご注意ください。
ハリー・ポッターについて
子どもの頃に見たハリーの印象と、大人になってから見るのとでは印象が変わる。あの頃はハリーの勇敢さに感動したけれど、今見ると…なんかこう…落ち着かないというか…。良くも悪くも主人公体質のグリフィンドール生だなと思う。よくよく考えると結構余計なことをしているし、それをアルバス・ダンブルドアは見越している。やんちゃなところが「あああああ」ってなるけど、それは自分が母親になったからなんだろうな。
ロン・ウィーズリーについて
ハリーが駅で最初に声をかけた魔法使い族がウィーズリー家で良かったなと思う。我々の世界でも、最初に知り合う人って後々まで繋がるところあるよね。いつも会話が冗談交じりだったり、滑稽なところがあって緩むだろうな。家族も優しさに溢れている。そういう友達が隣にいてくれるというのは、生まれてからずっと生き延びるのが大変だったハリーにとってかなり大きいと思う。
ウィーズリー家では双子の兄、フレッドとジョージが好きだった。映画の双子イケメンだったよね。原作でファンになってから映画のビジュアルを見てひっくり返った。ユーモアがあって明るくて頭も良く、陰湿なことはしない、しかもイケメン。完璧すぎてむしろ引いてしまった。それがあんなに可哀想なことになって……。一体なぜ……。
ハーマイオニー・グレンジャーについて
後半から徐々に「純血」の強さ(立場の強さも、魔法使いとしての強さも含む)が際立ってくるハリーポッターの物語において、両親がマグルでありながら魔法使いとして優秀なハーマイオニーは、シリーズでいちばん希望的な存在なのではないかと思っている。ファンタビを見終えた感想としても、やはりハーマイオニーは異質だったと思う。
大人になるにつれてなのか、あるいはハリーが魔法界に馴染むにつれて浮き彫りになったのか、やっぱり皆どことなく血筋を気にしている感じがある。その中で魔法界に名前がないグレンジャー家、しかも女の子。純血の名門レストレンジ家においては、女性の立場が弱い描写が出てくる。ハーマイオニー自身はどこまでその性質を理解しているのか分からないけれど、頭がいいから察するだろうし、「穢れた血」と呼ばれて泣いているシーンもある。そんなアウェイな世界で闇堕ちすることなく最後まで自分を保つ勇敢さは、さすがグリフィンドール生だなと思う。
決して夫に「私に似てる」と言われたからべた褒めして贔屓しているわけではない。本当だよ……ほんと…………
ネビル・ロングボトムについて
いやーーーきつい。ネビルがいちばんきついよ。ネビルのことを考えるといつも泣きそうになる。どうして辛いことばかりなんだろう。両親のこと、祖母との関係、いじめられること、友達がいないこと、友達だと思ってるハリーにぞんざいな扱いをされること、先生たちからの評価の低さ。ネビルに関しては推しのセブルス・スネイプが許せない。死喰い人だったわけでネビル両親の拷問に全くの無関係ではないと考えている。それなのにさぁ。どの面下げてネビルいじめてんだよって思う。
そんな逆境のなかでどんどん成長して勇敢になっていくネビルは最終的にホグワーツを守るリーダーとして立ち上がり、ヴォルデモートへの抵抗と演説をし、真の勇気を持つ証であるグリフィンドールの剣で最後の分霊箱ナギニを倒す。すげぇ〜。すげぇ〜しか言葉が出てこない。立派になったな…とかいろんな感情があるけど、あまりの成長に、すげぇ〜……と眺めることしかできない。グランドで野球帽かぶって泣きべそかいてた男の子が大谷翔平だった、みたいな気持ち。立派になったなという気持ちを越してる。よかったよ。あとは両親が元気になってくれるといいんだけど。本当に……。
ルーナ・ラブグッドについて
女の子でいちばん大好きなルーナ。私は不死鳥の騎士団以降が好きなのだが、それは以降の作品にルーナが登場するからという理由もある。ルーナも友達がおらずいじめられており、それでも自分を曲げたりはしない。バカにされている父親の雑誌を配り歩いたり、存在するのかわからない魔法動物を信じている。
ルーナは父親との関係がすごく良い。父娘の間にきちんと親愛がある。なんかハリーポッターの世界って父親が微妙にクズっぽいパターン多いんだよね。いい父親ももちろんいるけど。ルーナの父親、ゼノフィリウス・ラブグッドは何よりも娘を愛しているし、娘のためならハリーを差し出すようなこともする。直前まで善意との葛藤があった。狂人扱いされているラブグッド家が、いちばん人間くさいと思っている。
ドラコ・ マルフォイについて
この子は本当の意味では孤独だったような気がしている。父親があんなんだし、母親はドラコを愛しているけれど立場に逆らえず、学校の友達は死喰い人繋がり、マルフォイ家の立場もあるため、クラッブもゴイルも部下のようなものだ。心を許せる人はいなかったのではないかと思う。
拉致されたハリーをヴォルデモートに差し出さなかったこと、ダンブルドアを殺せなかったこと。彼は彼なりに学校生活に希望を見出していて、無意識のうちにそれらを破壊することを拒絶していたのではないかと思うが、いや普通にヘタレなだけかも、とも思う。
でも死喰い人を学校に侵入させるルートを、誰にも見つからないように1人で作ったんだよね。ハリーたちが恋愛沙汰でキャッキャウフフしてる間に…。浮いた話もなく1人でトンテンカンテン、キャビネット経由の通路を作ってたんだよ…。陰の苦労人だな…。自分がマルフォイだったら、父親あんなだわ、ヴォルデモートに無理難題言われるわでどうするだろうな、と考えても答えが見つからない。困るフォイ。愛してくれるお母さんがいてくれて本当に良かったよ。
セブルス・スネイプについて
公開当時からの推しで、愛してやまないセブルス様。しかし冷静に見てみれば、何も考えないでヴォルデモートに預言チクるし、生徒イジメるし、原作では想い人にうっかり「穢れた血」とか言うし。案外、考えなしというか…。預言だって、彼のリリーへの執着から考えれば、いま臨月らしい…という情報くらい持ってた気がするんだけどね。
しかしそこからの大偉業ですよ。すげー頑張ったね。大変だったと思う。ヴォルデモートはあんなんだし、アルバス・ダンブルドアも無茶苦茶だし。クライアントと自社に板挟みにされるサラリーマンの図だよ。でも子どもの頃から両親の喧嘩に挟まれて膝を抱えて泣いていたし。苦労ばかりだったのが辛い。どうも父親がクズっぽいんだけど、工場地帯で育った背景からして、他人事とは思えないんだよな。セブルスが生まれた1960年、当時のイギリスはちょうど産業革命からの衰退期だったはず。イギリス病。お母さんはセブルスを愛していたと思いたいけど、気持ちに余裕がなかったとも思う。残念ながらこの世は金銭的余裕と精神的余裕が比例すると思っている。
ホグワーツでは幸せでいてほしかったのに、ハリーの父親があんなんだったから。皆の前で、想い人の前で逆さ吊りにされて、パンツ脱がされたりして。可哀想すぎる。こうして思えば、トラウマだった学生時代を振り返る教師としての仕事は、やっぱり生徒たちに攻撃的になってしまうのかもしれない。そんなところも含めて好きなんだけどね。
シリウス・ブラックについて
ちょっとスラムダンクのミッチーっぽいんだよね。何がだろう…。ヤンチャだったから?髪型かな。復活したところがかな。よくわからない。人気があるのは分かるけれど、あんまり刺さらなかった。でも神秘部の戦いは当時めちゃくちゃショックだった。やっぱり守ってくれる人がいなくなってしまうショックは大きい。
大人になってから見るシリウスは、ハリーの父親ジェームズとの日々を引きずっているような印象である。監獄アズカバンに10年以上無実の罪で収監されていて、幸せな思い出がその頃で止まっているので、それはそうかもしれない。けれどその思い出の中では、ジェームズと一緒にセブルス・スネイプをイジメていたりするわけで、私の中で苦手な「不良が更正したらいい人」みたいな感じでジェームズ然り、あまり関わりたくない。ジェームズ、シリウスは自分がグリフィンドール生が苦手な最大の理由でもある。
ミネルバ・マクゴナガルについて
厳格でありながら可愛い先生。炎のゴブレットのダンスシーンが大好き。この先生、頭が良いのかと思いきや素直というか、セブルスと同じでやっぱり深く考えてない印象がある。トラブル発生したときにハリーたちが「マクゴナガル先生〜!」って頼りにいくのに「そんなわけあるまい」って感じで全然聞かないし。生徒たちの嘘やごまかしをだいたい信じちゃうし。原作だとクィディッチの試合で熱くなって、スリザリンにマイク越しにヤジ飛ばしてた印象が強い。何巻だったかな。組分けはグリフィンドールとレイブンクローで迷ったらしいけど、むしろハッフルパフらしさがある人だなと思ってる。
アルバス・ダンブルドアについて
んぬぁ〜〜この人は本当に……。私はこの人が苦手である。身近にいたら正直関わりたくない…なんか打算的で…。最初は見守ってくれる強いおじいちゃん先生!って感じだったのに、物語がすすむにつれて顕著になる内面性。弟アバーフォースとの関係だったり、アリアナの件だったり、グリンデルバルドのことだったり。徐々に「うわ……」と思うことが増えていく。なんとなく作者が意図的にそんな風に書いてるんだと思う。
なんか常に人を試すようなことをするのがキツい。ニュートに対しても、スネイプに対しても。そう言えば動くだろうという打算が常に見える。スネイプに対して「ハリーは死ななきゃいけない存在だけどなに?情が移ったわけじゃないよね?」みたいな言い方したり。
ていうか、なんか父親に似てるんだよ…。ファンタビのアルバス…。顔そっくり!というわけではないが、ふとした瞬間、親父みたいな顔だなと思う。それに父親はよく私を試すような事を言った。私が悪い、という結論に誘導するような質問をよくした。貧しかったとき、暖房も水道のお湯も禁止だったのだが、どうしても手がかじかむときは、食器洗いにこっそりお湯を使った。すると突然「寒いときはお湯で洗いたいんだよな?」とニコニコしながら聞く。うん、そうだね、と同意すると「駄目だって言ってるだろ。甘えるな」と急変して怒る。そういうシーンを思い出す。顔も、言葉巧みに誘導するところも似てるんだよね。
アルバスの言葉はどれも本心じゃないような気がしてしまう。本心は唯一愛したグリンデルバルドにしか向いていないのかもしれない。唯一あの頃の孤独を分かりあえたグリンデルバルドは世界の敵。世界を守れば再び孤独な道だよ。ファンタビ3の最後、凍える冬の夜道を歩くアルバスと、暖かい結婚式との対比が明確だった。この先、誰が愛してくれる?という問いが核心をついている。偉大な魔法使いダンブルドア先生。あれから、誰が彼の本当の心に寄り添うことができたのだろうね。
ニュート・スキャマンダーについて
ファンタビをきちんと観るのがじつは初めてだった。ハリーポッターファンでありながら。セブルス・スネイプ出てこないし…アリアナまわりの話がめちゃくちゃ辛いから…という後ろ向きな理由だった。そういう仄暗さを、この主人公ニュートがうまく和らげている。元気の押し売りではなく、ありのまま実直に生きることや、生物への愛情、自分を保つ姿勢になんとなく救われる。アルバスも彼のそういう性格に救われているのだと思う。
人の目を見て話さないところとか、ハリーのように自信に溢れているような主人公ではないところがとても良かった。おそらくお兄さんのテセウスの影響もあると思う。ウィーズリー家もそうだったけど、男兄弟ってよくわからない複雑な感じがあるよね。堂々と前をすすむエリートの兄。弟は自由で、前に出たいわけじゃない。よくある兄弟だけど、兄のテセウスはニュートをちゃんと可愛がっている。最高だなー。シリーズを見終えてテセウス推しになった。あんなお兄ちゃん欲しかったよ。テセウス〜!闇祓い局長おめでとう〜!!幸せになれよ〜!!ニュートもね。
リタ・レストレンジについて
この人の話、これまでハリーポッター観てきた人でもちょっと混乱するのではないかと思う。赤ちゃん入れ替える話も複雑だったけど、名門レストレンジ家の背景が……。行きなりファンタビみた人は、レストレンジってなに?って感じだと思うけど、それでも楽しめる話にはなっている。
結局この人が何を愛していたのか、よく分からなかった。テセウスと幸せになってほしかった気持ちもあるけど、かつて友達以上だったニュートの実兄と婚約するという気持ち悪さも感じる。ホグワーツの机で涙ぐむシーンも意図がよくわからなかった。あたしゃこういう、本当に愛する人はどっち!?みたいな恋愛話が嫌いなのでございます。少女漫画もあんまり好きじゃないんだけど。好き!嫌い!どっちか!スパーン!おわり!!!っていう簡潔なのが好きなのでございます。その点ジェイコブとクイニーは本当によかった。
クイニー・ゴールドスタインについて
開心術の天才であるこの人は、一体なぜ肝心なグリンデルバルドの開心ができなかったのか!?!?と思ってるけど、それだけグリンデルバルドの閉心術が上手だったのでしょうね。でも例えばスネイプも閉心術が得意だったけど、ヴォルデモートと四六時中一緒にいるわけじゃなかったから、閉心状態をずっと維持してるわけじゃないと思うんだよね。その点クイニーはグリンデルバルドと一緒に暮らしていたので、このままだとジェイコブと結婚どころかジェイコブと戦争!ってことくらい、どこかのタイミングで分かる気がするんだけど…。逃げられなかったのかな。そりゃ無理だよな。まぁいいか。めっちゃ可愛いし。なんやかんや幸せになれて良かった。お姉ちゃんもいい人だし。みんなハッピ〜!
この人たちがマグルと魔法族の結婚の先駆けだったんだね。そうしてセブルス・スネイプの両親も、マグルと魔法族の男女で結婚できたのでセブルスが生まれたわけだ。そう考えるとありがたい話である。
クリーデンス
おおおおい!!可哀想すぎるだろうが!!
この人は本当に……。明らかな虐待、わからない親、グリンデルバルドからの扱い……可哀想を通り越して若干引いた。作者は一体…。そうやってオブスキュラスとしての力を強めてきたのだろうけど、正当に行けば優秀な魔法使いだったわけだ。未来がなさすぎる。
アバーフォースは何をやってたんだろう。ヤギにエッチな呪文かけてる場合じゃねえよ。分かってるなら助けに行きなよ、と思うけど、まぁ難しいか…。でも本当にどうしてこうなっちゃったんだろう。入れ替わったところから。もう生まれたところから救いがないよ。リタは徹底して「奪う人」だね。
グリンデルバルドはアルバスとの愛があったけれど、クリーデンスは絶望的に愛を知ることがない人生だった。その点がヴォルデモートによく似ている。ヴォルデモートも両親の愛を知らなかった。自分が何者かもわからないまま孤児院に押し込まれていた。クリーデンス、ヴォルデモート、2人の孤独に唯一寄り添った者、その共通点がナギニである。ナギニは何を見てきたのだろうね。
トム・マールヴォロ・リドル
ヴォルデモートのことである。この人もね〜〜可哀想っちゃ可哀想なんだけど……。両親のあれこれが辛い……。お母さんのメローピーが結局この子の体も心も見てくれなかったんだね。惚れ薬で操っていた父親と同じ名前つけて。ほげーー。こわ。いやメローピーも可哀想なんだけどさ。純血の名家って血筋を気にするばかりでろくな奴いないな……。イギリス社会における何かのメタファーなのだろうね。
復活してからのヴォルデモート、私生活がだいぶ気になっている。何食べてんだろうね。夜は爆睡してるのだろうか。ボーっとする時間あるのかな。あんまり無いだろうね。ボーっとしてる顔想像したらめちゃくちゃ面白い。
昔はあんなにイケメンだったのにマリリン・マンソンみたいな姿になってもへっちゃらだから、身なりは気にしないのかもしれない。頭にタトゥーとか入れたらお洒落ボウズなのに。眉ピアスとか開ければいいじゃんね。なんか服もだいたい同じだし…洗濯してるのそれ……ちょっとは気にしなさいよ、やだねぇあんた…ちゃんとハンカチ持ち歩いてんの!?洗濯する前にポッケから出した!?そういうところちゃんとしないでしょ!!あっいやすみません、そんなつもりは(アバダ・ケダブラ)
庭小人
いちばん嫌!!!!やだねーー本当にやだ。こんなのが庭にいたら、たまったもんじゃない。駆除方法が生易しい。
レタス食い虫
なんか普通の害虫では……
ミセス・ノリス
かわいい。おりこうネコちゃんじゃん。撫でさせてよフィルチ。フィルチがスクイブなの可哀想だな。スクイブ可哀想すぎる。ただでさえ魔法界って血筋とかうるさいのに、魔法界で魔法が使えないって、屋敷しもべ妖精以下の扱い受けるんじゃないのかな…と心配している。そう思うとフィルチも幸せであって欲しい気持ちになるな。
ヘルガ・ハッフルパフ
組分けされたハッフルパフが気になりすぎて調べてた。料理が好きで、いつもカップ持ってる。絶対酒飲んでますよね?平等、公正。こんな人になりたい。酒は私も飲んでる。
クィディッチ
やるならビーターがいいです。ぶん回して撃ちたいから。
なんかだんだん疲れてきた。もっと書くことあったと思うんだけど、ちょっとスタミナがきれてきた。クィディッチなんて人じゃないし。今回はこのへんでいいかな。ねむい…。ありがとうございました。